嬉野温泉街から1km程長崎方面に位置している『轟の滝公園』。塩田川の上流と岩屋川内川の合流付近にあるのがこの滝で、平地では珍しく11mの高さから3段の滝を形成しています。水が流れ落ちる音が”雷が落ちる轟音”に似ている所から、『轟の滝』と呼ばれる様になりました。
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朱色の橋の向こう側に『轟の滝』が流れています。公園内の階段を下れば川岸に行くことが出来、夏には地元の子供達が遊んでいるようです。
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滝とは逆の景色。大きめな石が点在してました。川はゆっくりと流れており、夏場は清涼を楽しむ事ができます。
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轟の滝周辺はウォーキングコースが設けられており、適度な高低差が程よいコースになっています。その道中に、お地蔵様がありました。
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なんと、精神科医であり、歌人でもあった『斎藤茂吉』先生の歌碑がこの轟の滝公園に設置されてました。大正時代から昭和前期まで活躍された方です。
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”わが病 やうやく癒えぬと 思ふまで 嬉野の山 秋ふけむとす”
斎藤茂吉先生は、大正6年から10年まで長崎専医(現長崎大学医学部)精神科教授の任務で訪れていた際に、その時、病を患った際に病気を癒やすために大正9年10月に嬉野に訪れた時に詠んだ歌です。病気療養に温泉の効能は太古より知られていました。
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『ひこさんはし』を渡れば轟の滝の近くにある『不動明王尊像』まで行くことが出来ます。
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『ひこさんはし』を渡ると子供達が遊ぶ公園がありました。子供が遊べる場所があるので、家族連れでも訪れやすいです。
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その近くには、綺麗に積み上げた石垣がありました。
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そして、『不動明王尊』。3つの像の真ん中に立ち、像の大きさは後ろの燃える炎をいれると約3m~4mといった所です。
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後ろから見た 『不動明王尊』 。像の後ろは燃え盛る炎で、その様子がわかりやすかったです。
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左側に立っていたのが『制吒迦童子』。
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そして、右側に立っていたのが『勢多迦童子』。
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像の下には、賽銭箱がありました。
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『不動明王尊』の言葉。現在の日本語ではない模様。勉強不足の私には何の意味なのかはわかりませんでした。
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『轟の滝 不動明王尊』の事が記された立て札がありました。第2次世界大戦中に建設されたと記載されてました。
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『轟の滝公園』は春には桜が咲き誇り、滝と桜を同じところから眺めることが出来る、名所となっており、多くの人を楽しませてくれます。温泉の湯上がりに公園を訪れ、公園を楽しんだ後に再び温泉に浸かったりして嬉野温泉を満喫する事が出来ます。私が訪れた時は、カップルや家族連れの方々や、ウォーキングを楽しまれてる地元民の方々もいらっしゃいました。
【名称】 | 轟の滝公園 |
【住所】 | 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿丙163-1 |
【交通アクセス】 | 長崎自動車道「嬉野インターチェンジ」より車で約10分 |
【駐車場】 | あり |
【料金】 | 無料 |
【電話番号(お問い合わせ)】 | 0954-42-3310(嬉野市役所 うれしの温泉観光課) |
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